現在働いている病院の看護師の配置人数を知っているだろうか。
病院によって人員配置規準というものを定めており、それは病院紹介のホームページや求人情報にも掲載してることもある。その中で、10対1や7対1という言葉を見たことはないだろうか。
これは、看護師1人が10人の患者を受け持つことを10対1といい、看護師1人が7人の患者を受け持つことを7対1という。 この数字を見てわかることは、当然自分が勤務する場合、受け持ちの数が少なければ少ないほどいいということだ。受け持ちの患者数が増えるほど、その日に行うべき業務は多くなる。また、記録もその人数分行わなくてはいけないので時間がかかる。
一方、少しでも患者人数が少なければ、時間内にケアや業務を終わらせることも可能である。また、時間的に余裕ができた部分は、看護計画の見直しやカンファレンスといったことにも時間を使えるようになり、より医療従事者同士のチームワークを高めることもできる。
看護師が転職をする時のコツの1つは、転職情報を見た時には、このような人員配置基準をしっかりとみるということだ。病院の規模や病床数を見ただけでは、看護師の数が充足しているかどうかは判断できない。しかし、その人員配置基準を見ることによって、残業の有無の可能性や夜勤の過酷度も予測できるのではないだろうか。
少しでも良い労働環境で働きたいという場合は、この人員配置基準をチェックしてほしい。それが、看護師の転職のコツである。
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